【冷凍3種を独学で合格】簡単な勉強方法のコツを詳しく解説

こんにちは!まるです。

ビルメン資格4点セットの1つ第3種冷凍機械責任者(冷凍3種)について書きます。

4点セットの中では1番難しいと言われていますが、勉強方法を工夫すれば誰でも独学で簡単に合格できます。

自分が満点合格できた簡単・確実な勉強方法のコツを紹介していきます。

冷凍3種を独学で合格する簡単な勉強方法のコツ・勉強時間

最初に証拠として自分が受かった平成28年度の合格通知画像を載せておきます。


冷凍3種に独学で簡単・確実に合格できる勉強方法を説明していきます!

まずは勉強時間から解説していきます。

冷凍3種勉強時間

1日1時間30分を2ヶ月=90時間やりました。

最初は1日1時間を3ヶ月で仕上げようと考えましたが、3ヶ月も経つと最初に覚えた事を忘れてしまうので、短期集中で2ヶ月にしました。

勉強に使用した参考書は以下の画像になります。(トコトンわかりやすい、SI初級テキストはあまり使用しませんでした)

冷凍3種勉強方法

次に効率的かつ確実な独学でも受かる勉強方法を書きていきます。

① 最初に保安管理をやり、法令を後回しにする(30時間)

3冷の試験は保安管理がメインで難しいのですが、9問正解すればよいので最初はわかりやすい参考書を読む。

保安管理は15章(15問)で構成されているので、自分が覚えやすい、簡単だなと感じた所から把握していきましょう!

(例)8章の自動制御機器は他の章の2倍覚える事が多く、内容も難しいので余裕ができた時に取り組みます。

8章を完璧に覚えても1点しかもらえませんが、その分を他の章に回せば2点稼げます。

自分が最初に使った参考書は、初めての第3種冷凍機械責任者試験受験テキストを使用しました。
少し内容が古いですが、冷凍の事を何もわからない人が読むには最適です。

他の参考書は無駄に詳しく書いてある為に、初心者には難しく感じてしまい取っつきにくく勉強のモチベーションが無くなりますが、これは簡単・わかりやすい内容でやる気がでました。

1度も見たことがない冷凍機械がどんな構造になっているか?どういう仕組みになっているか?などわかりやすい絵、文章の構成で作成されています。

P-H線図もわかりやすく書いてありますが、最初は飛ばして読んでもらっても構わないです。

勉強を進めていくうちに自然と頭で理解できるようになっていきます。(後で過去問をやる時に理解できていれば、問題が楽に解ける)

この問題集(初めての第3種冷凍機械責任者試験受験テキスト)を3週読む頃には冷凍機械がどんな仕組みで、何を行っているのかを理解できているはずです。

読むときは1週目は流し読みで冷凍機械の流れを掴んで、2~3週目で理解しながら読んでいくと効率がいいです。

この問題集の欠点は全部理解しても6~7割なので、試験に臨むには少し不安があるので足りない分は過去問で補って下さい。

ただし全部理解しても6~7割なので、足りない分は過去問を追加して下さい。

他に注意する事は参考書の問題はやらない事です!

参考書の問題は簡単すぎて使えません!あくまで問題は過去問集をやって下さい。(テストは過去問集に似た問題が出るので慣れておく為)

② 過去問題集をやる(50時間)

第3種冷凍機械責任者試験模範解答集を4~5周やる。
最初はわからない問題が多いですが、気にせず流し読みします。

過去問題集をやる時は古い年代から初めていき、新しい問題に移行していきます。

理由は古い問題は文章が短くて簡単で、新しい問題は長くて引っ掛けが多いからです。

特に26年度、27年度は難しすぎるので、後回しで構いません。

順番的には22年度~25年度までを先にやり、理解できたら29年度、30年度(優しい)、28年度(普通)をやり9割ぐらい取れるようになったら難しい26年度、27年度に挑戦してみて下さい。

過去問の1~2週目までは間違いや理解できない事が多いですが、3週目週目ぐらいから8割は取れます。

理由は冷凍機械の何が問われているのか、出題形式や似たような問題が多いと気づくからです。

5周もする頃には満点近く取れていて、これなら試験も受かるなと感覚でわかっている状態になっています。

過去問で大事な事は、問題と答えを覚えるのではなくて、問題の文章を少し変更されても基本がわかっているという事が大事です。

過去問題集の下にある解説をじっくり読んで理解する事が、試験に受かる1番の早道で重要な要素になっています。

理由は本試験では過去問題集と似た問題を出してきて、少し変更させている為に過去問題集では正解だったのを不正解にするように作成してくるからです。

内容さえ理解していれば、引っ掛けを簡単に見わけられます。

これこそ3冷が4点で1番難しいと言われている理由で、日本語をまず理解していないと引っ掛けに合います。

③ 法令の過去問題集をやる(10時間)

法令は簡単なので過去問題集をやるだけで合格できます。

2~3週やれば充分に合格点が取れます。

検定試験合格者(法令のみの試験)が80%以上もいるのを見ればわかりますよね。

以上ここまでやれば誰でも独学で合格圏内には入れます。

冷凍3種勉強方法は消去法を使えば独学でも簡単に合格!

冷凍3種試験を攻略するには消去法を使って問題を解くと簡単になります。

他の資格試験と違う出題形式を利用する方法です。

他の資格試験では5つの問題の中で1つの正解を選びますが、3冷では正解の組み合わせを1つ選ぶ形式になっています。

問題を上から順に解いていくと4問全部を理解していないと確実に正解を導きだせないと思われがちですが違います。

(例)

例えばこの中で飲みものはどれか?正解の組合せを選んで下さい。

イ たまご ロ ごはん ハ 牛乳 二 お酒

1 イ、ロ

2 イ、ハ

3 ハ、二

4 イ、ロ、ハ

5 ロ、ハ、二

正解は3番

この問題を解くときに注目する所は、イのたまごが確実に違うと解かっていれば、他のロハ二の3問が全くわからなくても消去法で残った3番、5番の2択にしぼられ最悪でも50%の正解に持って行けます。

意外とこの方式を知らない人が多いので、試験で使用してみると簡単に解ける問題があったりします。

冷凍3種勉強方法を実際の試験問題用紙で解説

こちらの画像は自分が受けた28年の問題用紙です。(問題用紙を持ち帰れた最後の試験でした)
問題を解く時にイ、ロ、ハ、二の前に〇、✕などをつけていきます。

① 確実に合っている◎、確実に間違っている✕を先につけていく

② 残りの問題にたぶん合っている〇、たぶん間違っている△をつける

③ 答えを探す選択肢から確実に間違っている✕を消していく(画像だと(1)、(2)、(3)は消える

④ 残った(4)、(5)の2択からたぶん間違っている△を消すと(画像だと(5))

⑤ 正解は4番と確実にわかる

3冷の試験問題は全部で15問、消去法を使えば確率的に7、8問を取れる可能性があります。

ここに正解を1~2問上乗せ出来れば合格です!!

どうですか?簡単に誰でも独学で合格できる気がしてきましたよね!

試験では基礎さえ理解出来ていればこの方法で簡単・確実に合格できるはずです!

実際の試験問題も消去法作戦で2つには絞れるように作成されています。

なぜそんなことが言えるのか?というと自分で実際に消去法で24年~29年まで解いてみたからです。(問題は下の関連記事にあります)

この事実から3冷は広く浅くよりも、狭く深く理解した方が良いです。

自分が確実に答えられる問題を、少しずつ増やしていけば消去法で違うのを先に消していけば自然と正解にたどり着くという事ができます!

冷凍3種で他に買った参考書

トコトンわかりやすい!第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト

最近になって最新の参考書が出ました!(第2版)自分は古い方を使用しました。
過去問題集をやった後に、評判が良かったので買ってみましたが1周しただけで終わってしまいました。

理由はイラストが豊富でわかりやすそうですが、自分的には初めての第3種冷凍機械責任者試験受験テキストの方が初心者に向いていると感じました。

トコトンは無駄に詳しく書かれていて(圧縮機の所が2冷で出る範囲が載っている)満点を狙う人にはいいですが、勉強時間が増えてしまう可能性があります。

参考書よりも過去問を重点的にやった方が効率がいいです!

 まあ自分に合う合わないがありますので、両方買ってみるのもいいかも知れないですね。

どちらか好きな方を買って見て、後は過去問を5周もすれば今の難易度なら余裕で独学でも合格できますので安心して下さい。

SIによる初級受験テキスト

こちらの参考書から試験が作成されているので買いました。
しかし~難しすぎてチンプンカンプンになりました笑

これを最初に買って理解できる人は天才です!

お金に余裕がある、満点を取りたい、これから3冷の試験が26年度、27年度の難しさになるという場合のみに買えば充分です。

過去問や他の参考書でどうしてもわからない時に少し調べる程度しか使えない!

冷凍2種に挑戦しましょう!

3冷に合格したら知識を忘れない為にも、すぐに冷凍2種の勉強をして下さい。

勉強をすると言っても過去問を流し読みするぐらいで、本番までの時間稼ぎで充分です。

自分も独学で簡単に合格できたのでチャレンジして見て下さい!

【関連記事】


【冷凍2種の難易度・合格率】独学で確実に合格する勉強方法

まとめ

冷凍3種の勉強方法は

① 初めての第3種冷凍機械責任者を2~3週簡単に読んで見る

② 過去問集をやって、わからない所はじっくり解説を読む

③ 最後に法令をさっとやって合格まで全体の完成度を高める

3冷は4点セットの中では取っつきにくく、わかりずらいですが、過去問さえ理解出来れば独学でも確実に合格できます。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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